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Dr.タコの外来小咄 (285号)

いよいよ平成30年の幕開けです。こうして近々年号が変わると知りながら新年を迎えるという経験は、あり得ないことですよね。タコも医者になって30年。これからどんな出来事が待っているのだろうと思うと、今更ながらワクワクドキドキします。五感で第六感で感じ尽くしましょう!

 

自動血圧計の勧め

「Oさん、久しぶりですね。でもせっかく毎回クスリを取りに来てるのにどうして血圧はからないで帰ってしまうんでしょうね。」
「はあ」
「少しでも面倒くさくないようにって、わざわざ待合室まで入らなくてもいいように自動血圧計を玄関入ってすぐのところにおいてあるんですから」
「はあ、あのキカイ、はかっても良いんですか?」
「いいんですかって・・・(絶句)」
「自動」といっても本人が手を入れてくれない限りははかれません、さすがに

その一線(一本)が越えられない

「まだセキが止まらないんですよ」
「そうですか、もうすこしくすりを続けてみますか」
「お願いします」
「ちなみに、タバコは吸いますか?」
「ええ、でも一日1本か2本ですけど」
「たったそれだけですか?」
「はい」
「それぐらいならすぐにやめられるでしょう」というのは非喫煙者の言い分のようです

連休と言っても

「今度の土曜は休診ですからね、間違わないでくださいネ、3連休になりますから」
「えっ、そんなに休むの?どうして」
「休むと言っても土曜だけ半日休診で、あとは日曜日と祭日だから、もともとお休みですよ」
「まあ、いいわねえ三日もやすむなんてねえ」
病欠は一度もないんだし「毎日が日曜日」のあなたにいわれてもなあ、ぶつぶつ

シンクロニシティー

ときどきびっくりするようなシンクロ(共時性、虫の知らせ)があります
「そういえば、あのひと最近来ないね」
すると電話が鳴って出たら、その患者さんだったり
「あの血圧ものすごい高い人、このごろ来てる?」といって自宅に電話したら
「つい先日なくなったそうです、脳出血で」
「えっ!」
「転院したSさん、いまごろどうしてるかなあ?」
「先生、今朝の新聞見たんじゃないんですか」
「いや」「死亡広告が出てましたよ」「・・・」
そんなこわいシンクロは「スクナメニシティー」ほしい

転載:月刊東洋療法 285号
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

Dr.タコ  昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

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