トップ > お知らせ一覧 > Dr.タコの外来小咄(がいらいこばなし)298号

Dr.タコの外来小咄 (298号)

今のところ積雪は少ないのですが、良いことばかりではありません。雪かきが少なく、除雪費がへり、楽でいいですが、運動不足で肥満や血糖値の上昇、除雪を請け負う会社の収入減、さらにスキー場や雪国イベントで雪不足!てなわけです。AIもいいですが人工で降雪調整できないかなと夢見るタコです。

 

コレステロールか水虫か

「コレステロールの数字がさらに上がりましたよ」
「あらやだ、やっぱりケーキとビール減らさないといけないかしら」
「え”~」
「やめたほうがいいですよね」
「やめられるならそれに越したことはないですけど、出来るんですかそんな簡単に」
「・・・」
「あと、水虫の塗り薬ずっと持ってってますが、治らないんですか」
「ええ、そっちも飲みぐすりでなおしたほうがいいかしら」
まさか、コレステロール放っておいて、水虫なおしてもしょうがないでしょう!

そんなに危険?

「最近、凶悪犯罪が多くてコワイですね。新聞には毎日、殺人、強盗、誘拐に交通事故・・・」
「あなたのまわりでそういうことがあったんですか?」
「えーとだいぶ前にご近所に泥棒が入りましたよ」
「ほら、そんなものでしょう。ニュースは凶悪事件を大きく取り上げるので、実際以上に恐怖や不安を煽られます。そして、他人は信用ならんと監視カメラだ見まわり隊だになるけど、安心するわけでもないでしょう。勿論田舎が安全だなんて言いませんがね」
ボクはもっぱら地元新聞しか読んでいません

あおり運転対策

「こないだ後ろの車にべったり張り付かれてあおられてさ、怖くて嫌な思いをしたよ」
「そうか、ぼくはほとんどないなあ」
「マジで?」
「<後に車が付かれると嫌に感じるタイプ>と<前に車がいるとイラつくタイプ>が遭遇したわけだ。どうすればいい?」
「そりゃ譲ればいんだろうけど、なんでオレが折れるのさ」
「自分の平和のため、覆面パトカーだと思えばいい」
「そんなバカな」
「競わない・比べない・争わない」そうすれば交通事故は半減するかもしれません

原始時代

「災害や停電でライフラインが全部ストップすると、まるで原始時代に逆戻りだな」
「ここみたいな田舎はそう言えるけど、都会は違うよ」
「どうして?」
「ここなら近くに森があって湧き水を汲んだり、焚き火で暖をとったりもできる。けど、都会のライフラインが止まったら、そこはただのコンクリートジャングル、僅かな食料のストックがあるだけじゃないか」
「そういわれればそうだな」
「気づいた人はもう田舎に移りはじめてると思うけどね」
「このまちには何もない」と言ってた人もようやく気がつくのさ(気がついて欲しいです、汗;)

転載:月刊東洋療法 298号
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

Dr.タコ  昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

PAGETOP