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Dr.タコの外来小咄 (310号)

年明けてからいろいろなことが起こっていますね。タコは正月から休日急患センターの当番で、インフルエンザが大流行してかなり混雑しました。帰省中の方もいらして、大変なお正月になったようです。謎の肺炎も発生しているようです、国際交流が盛んになる今年は、くれぐれも皆様ご自愛下さいませ!

 

医原性不整脈

「先生、この方いま血圧を測ったら脈が乱れてるんですけど」
「じゃあ、心電図をとってみて下さい」「はい」
「う~ん、今は不整脈は出ていないですけど、動悸がしますか?」
「はい」
「えっ、いつからですか」
「この病院に近づいてきて玄関入ってからです」
「・・・ということはつまり」
「ここに来るといつも緊張してドキドキするんです」
「そうですか、患者さんの体に悪い医院ってどんだけ~ですよね、すぐに帰りましょう(苦笑)」
病気を思い出されるような建物には近づきたくないですよね

オール5

「こないだの血液検査の結果ですが、貧血なし、栄養良好、肝臓・腎臓機能異常なし、コレステロール、血糖、正常、ということで全く心配ありません、いってみれば、成績優秀オール5ですね!」
「ああよかった、ありがたいです、子どもの頃にもそんな成績とったことないですもの」
「確かに、じゃなくて、すばらしい。健診だと何かしら引っかかる人がほとんどですからね」
大人にも成績表渡したら健診のモチベーション上がるかも!(むしろ下がるかも・・・)

注射上手で患者さん心をつかむ

「おっ、看護婦さん、ぜんぜん痛くなかったよ今の採血、さすがだね」
「そうですか、よかった」
「こないだ○○病院でさ、何回も刺されて、しまいには“あなたは血管が細いんです”なんて俺のせいにされてさ」
「そんなことないですけどね」
確かに細い人はいます、ほぼ言い訳ですけどね。大学病院では、毎朝研修医が採血から点滴まで全部こなし、自分は上手い方?だと思っていましたが、本当に点滴が入らなくて30分かかったことも。
今は看護婦任せで腕は鈍ったから、何を自慢できるのかなあ

ドクター・ヒーロー(Dr.HERO)

「ほら、大ヒットした検察物のドラマで、主人公がいきつけのバーでさ、お洒落なんだけど、例えば『梅がゆあるっ?』なんてきいても“あるよ”っていうマスターが粋で、包容力があるっていうか」
「知ってるよ僕も見てたもの、そのセリフ有名になったしね」
「そういう病院、あったらいいよね、例えばだよ『なんだか最近イライラして、落ち着く薬あるかしら?』」
「あるよ」
「いいね、その感じだよ。じゃあ、僕のこの腹がライザ○プみたく凹む注射あるかな?」
「ないよ」「あれっ!?」

転載:月刊東洋療法 310号
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

Dr.タコ  昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

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