トップ > お知らせ一覧 > Dr.タコの外来小咄(がいらいこばなし)312号

Dr.タコの外来小咄 (312号)

息子の卒業式に同席できなかったタコです。諸外国に比して日本の死亡者が少なく抑えられているのは、衛生環境も大きいと感じます。蛇口をひねれば水で手洗いが出来、用足し後は紙も水に流せるとは、世界的にも貴重なのではないでしょうか。和食を食べて身を清潔に保ち、国難を乗り越えましょう!

 

今ここにある危機限

「いつ何時新型肺炎の患者さんが来てもおかしくないので、うちでも対応せざるを得ないですね、皆さん気をつけましょう」
と朝礼で訓示。いきなり来ました、通院中の患者さん
「タイの実家に2週間帰ってたけど、帰りに具合が悪くなって、東京の診療所で風邪だって言われて薬もらってきたです」
「えっ!じゃ・じゃなんで来たんですか?」
「咳と熱が良くならないのできました」
「今どき大騒ぎになってるのは知ってるのかな」
「しってます、あっちでもおおさわぎです」
「・・・」
現場はこんなもんです、ちなみにこの方はカゼだったようで回復しました、ふー

カラスの勝手でしょ

「いやーえらい目にあったよ、電柱のカラスがフンを落として、あやうく頭に落ちるところだった」
「フン害ねえ、それで憤慨してるわけか」
「おいおい、笑えないぞ、カラスはどんどん増えてゴミを散らかす、そこらじゅうフンだらけにするし」
「そういうこともあるけど、おおげさだよ」
「おまえは気にならないのか?」
「ないね、カラスはエサを探して食べて、フンをしてるだけで、人が勝手に迷惑にしてるだけだ、それに、カラスを見たら良い徴ということにしてるから、逆にワクワクする」
「おまえもカラスみたいにむかつく野郎だなあ」
ほら怒る対象は別にカラスじゃなくてもいいんじゃないか

周回遅れの田舎遺産?

「いつこの町で新型肺炎の患者が出るか戦々恐々だね」
「してみると、つくづく過疎の良さがわかるよね」
「過疎の良さ?」
「じゃないか、満員電車もない、バスもない、人混みは探してもない、あるとすればスーパーか病院ぐらいのものだろう」
「確かにね」
「インバウンドといってるけど、幸い?ここではあまり外国人は増えてない」
「まあ、寂しい気もするけど」
「具合が悪ければ隔離といわれても、もともと隔離されてるようなものだし」
「都会を離れる人が増えるかもしれないね」
白神山地は天然ブナの山林が手つかずで残り世界遺産に指定されましたが、開発と称して観光地化されずに放置された賜物なのです

ヒトは虫のターミネーター

「あのね、良いニュースと悪いニュースがあるんだけど、どっちから聞く?」
娘は「じゃあいいニュース!」
「それはやっつけられて、かたづけられました!ふー」
「?じゃあ、悪いニュースは?」
「さっき○匹目のゴキ○リくんを発見しました!」
「ギョベッ!うわっこわい、どうしよう!」
「だから、やっつけたから心配ないってば」
「そっかよかった」
自分はたいがいの害虫呼ばわりされているゲジゲジやカメムシ達も逃がしてやるため、リピーター?が後を絶ちません(ティッシュで優しくくるんで窓からリリースします)
が、ゴキ○リだけは、反射的に潰してしまいます、なんかのカルマかしらん?

転載:月刊東洋療法 312号
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

Dr.タコ  昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

PAGETOP