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Dr.タコの外来小咄 (326号)

自粛生活の弊害?として「家飲み」による肝機能悪化やアルコール依存症の増加が懸念されます。長期的にはうつ病や自殺の増加にもつながりかねないので心配ですね。ただ昨今お酒が悪者扱いで、居酒屋が早く閉まり、公園も追い出されていると心情的にはよくわかるタコです。

 

全か無か(All or Nothing)

長く医者やって「職業的勘」は育んできたと思います
「タバコ吸いますか?」
「そうですね、今はだいぶ減らして」
この「一瞬の間」ですぐに分かります
吸わない人は躊躇なく即答します「吸いません」って
「お酒飲みますか?」
「最近は薄めにした焼酎をお湯で割ってですな」
「飲んでますよね」
「不整脈出てますよ、無理してるんじゃないですか?」
「いいえ、今はネギの収穫で少し忙しいだけんど」
「相当無理してますね・・・」
だから「休んで」とも言えないのがつらいところです

酒飲みの自己弁護

「肝機能がわるいですね、お酒飲みますよね?」
「んだすな‘少し’飲むすな」
「何を飲みますか?」
「サン○リーだす」
「あの角瓶とかですかね」
「うんにゃ、ペットボトルみたいなやつだす」
「まさかあの4リットルのレ○ドとかですか」
「まあそんなもんです」
「それが何日で空になりますか?」
「一ヶ月は持つすよ」(半月で空ですね)
都会では4リットルのお酒なんて売ってませんから(たぶん)

カラダに節水は必要ありません

「なんだかふらふらして、ノドかわいて、手がしびれて頭がぼーとするす」
炎天下で野外作業していた男性どう見ても熱中症です
「この猛暑ですから、熱中症対策はしてたんでしょうけど」
「んにゃ、おれは水が嫌いであんまりのまねんだす」
「えっ・・・」
別の日「便が硬くてさ、なかなかでないんだけど」
「水は多めに飲みましょうね」
「俺は水があんまり好きでねくて、飲まねえんだな」
「砂漠の住民じゃないんですからもっと飲んでね」
日に水分3L(アルコール含む)飲むタコには理解不能です

神様のイイネ

「こうして面白いことを書くと、読んだ人がイイネボタンをクリックしてくれるのさ」
「へえ、それがどうした」
「いっぱいイイネしてもらったら嬉しいじゃないか」
「そうかなあ、しらないひとに共感されてもなあ」
「友人もいるさ、じゃあ君は、だれならいいんだ」
「神様かな」
「きさま!?」「貴様じゃなくかみさまっ」
「いちいち投稿しなくてもいつも見ていて応援してるとしたら、こんなに嬉しいことはないだろう」
「あっちにいってお祈りでもしてなさい!」
神様の前には実はイイネボタンしかないらしいです

転載:月刊東洋療法 326号
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

Dr.タコ  昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

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