トップ > お知らせ一覧 >「医者いらず健康長寿処方箋」(90)

医者いらず健康長寿処方箋(90)

健康科学研究所所長・大阪市立大学医学部名誉教授 井上正康


 井上正康先生は、癌や生活習慣病を「活性酸素」やエネルギー代謝の観点と、地球や生命の歴史という大きな視野で研究されている国際的研究者です。現在、多くの府県師会主催の公開講座で講演され大好評を博しています。ぜひ貴師会でも!
ご連絡はURLより。 http://www.inouemasayasu.net

【遺伝子ワクチンの不都合な真実】

 約50年前の大阪万博の年に恩師の妹尾左知丸教授から「安全なワクチンを開発せよ」との研究テーマを頂いた。当時のワクチンは安全だが効果の少ない死菌ワクチンや副作用の多い生ワクチンが主体であった。その後の遺伝子工学の飛躍的進歩により特異的抗原分子を利用する安全な成分ワクチンなどが開発され、私の研究も活性酸素や分子病態学へとシフトしてワクチンとは疎遠になっていた。しかし、今回のパンデミックで専門家やメディアに煽られた国民の恐怖心がワクチンヒステリーを暴走させた事から、半世紀ぶりにワクチンの最新情報を俯瞰的に解析した。遺伝子ワクチンは20年前の米国同時多発テロ直後に起こった炭疽菌テロ事件に危機感を覚えたペンタゴンが軍事物資として研究を始めたモノである。通常、ワクチン開発には長期の安全性試験が必須であるが、遺伝子工学の飛躍的進歩により短期間に多様な病原体に対するワクチンを開発可能となり、戦時やテロ対策には最適の軍事物資となった。この追い風で米国CDCのファウチ博士を中心に“ウイルス感染力増強法”に関する研究がスタートした。しかし、それがあまりにも危険だった事から、オバマ政権の時に禁止されて研究プロジェクトが中国の武漢研究所へ移管され、バットウーマンと呼ばれる石正麗博士を中心に共同研究が継続された。ワクチン研究では「病原体を研究した者が最適のワクチンを開発しうる」との原則がある。今回、大半の国々が迅速対応可能で費用対効果の高い遺伝子ワクチンを開発したが、何故か中国は「多量のウイルスを必要とする旧型不活化ワクチン」を早い時期から準備開発していた。トップクラスの遺伝子工学技術を持つ中国が時間がかかり費用対効果の悪い旧型ワクチンを選択した事実は大変興味深い事である。
 健常人に接種するワクチンでは有効性のみならず高度の安全性が要求される。しかし、長引く自粛強要生活に疲労困憊した国民は、“ワクチンさえ打てば元の生活に戻れる”との幻想に出口を求める様に仕向けられた。オリンピックをテコに秋の政局を打開したい政府も思考停止状態に陥り、安全性不明のワクチン接種に奔走している。ワクチンによりオリンピックが無事開催されて人心が落ち着けばそれに越したことはない。しかし、今回の遺伝子ワクチンはその期待を根底から裏切る可能性が高く、安全性試験を無視してパンドラの箱を開けた“大規模人体実験”のツケを払わされる時がやがて来る可能性が高い。
 「新型コロナ病態の本質は血栓症である事」は2020年の早期に報告されていた。最近、ポリオワクチンで有名な米国ソーク研究所が「コロナのスパイク自体が血栓を作る毒である」との衝撃的研究結果を発表した。遺伝子ワクチンで生じたスパイクがACE2受容体を介して血管内皮細胞を障害して血栓症を誘起する事も判明した。接種直後のアナフィラキシーショック以外で死亡した症例の大半は『血栓症~血管障害』である。 更に、ファイザー社に『ワクチン粒子が時間と共に卵巣に集積する事」や「ワクチン接種した猫の全例が2年以内に死亡した」との内部資料まで存在していた。この驚愕的事実は一部の獣医や研究者は知っていたが、大半の医師がこの様な情報を知る術は無い。マトモな医学教育を受けた医師がこれを知れば、今回の遺伝子ワクチンを接種することはあり得ない。
 DNAワクチンが早期に接種された北欧の国々では、高齢者施設を中心に接種直後の短期間に多数の方が亡くなり、大半の国が65歳以下への接種を即座に中止した。英国政府も17歳以下の子供へのワクチン接種を中止した。これにより約8,000万人分のアストラゼネカ製ワクチンが行き場を失った。このワクチンは安倍前首相が「副反応が生じたら日本政府が企業を補償するとの免責」を与えて購入契約した代物であり、この約束により6月には日本でも使用可能となった。流石の日本政府も北欧が拒否したワクチンを国民に接種する暴挙は避けたが、東日本大震災で復興支援してくれた台湾へ124万回分を無償譲渡した。これに対して台湾政府は「ありがとう日本」と題する全面広告を産経新聞に掲載した。しかし、接種後に40名もの高齢者が死亡した事から、黄台南市長が“貴重なワクチンは先ず800人の在台日本人に優先接種させて頂き、日台友好関係を深めたい”と聯合新聞網で報じた。タライ回しされたワクチンの危険性を知った在台日本人はその接種に戦々恐々としており、“日本が使わないワクチンを送ってきた”と反日感情が吹き出している。中国のネットユーザーは「日本が使わないワクチンを在台日本人に優先接種する黄市長は中々の知恵者で、その返礼にパイナップルでも贈るのか?」と皮肉っている。これは“高額で買った食物が腐っていたのでお隣に回す行為”である。日本人は何時からこの様に下品極まりない事を平気で行う民族に成り下がったのであろうか?
 世界中でコロナ騒動が続いている現在、南沙諸島の国々は覇権主義的中国共産党の脅威に戦々恐々としており、英米豪などの海軍が南シナ海に結集して緊張感が高まりつつある。日本で緊急事態宣言が唯一延長された6月の沖縄を訪れていた私は、現地関係者から「米軍基地では飛行機の発着回数が増えて緊張感が高まっている」と聞かされた。不良ワクチン譲渡に対する「ありがとう日本」の新聞広告は、良好な日台関係をアピールする強かな対中国戦略なのである。魑魅魍魎の不条理世界では大人の国際感覚が不可欠である。
 新型コロナの感染力はインフルエンザより遥かに強いが、大半は無症候性感染で毒性は弱い。「弱毒病原体への自然感染は最良の免疫軍事訓練である事」は医学の基本常識である。パンデミック以来、“PCR陽性波“に何度も暴露した日本人は無症候性感染により集団免疫を確立している。この様な状況で危険な遺伝子ワクチンを若者や子供達にまで接種する事は重大な『医療犯罪』である。いい歳の大人は正気に返り、子供達の生命を守る為に政府や自治体の非科学的愚策に対して正しく蜂起すべきである。

転載:月刊東洋療法327号
公益社団法人全日本鍼灸マッサージ師会

PAGETOP